重い腰を上げてエンジンをばらします。
多分、ミッションオイルを吸い込んでいるのだろうとの予測なので構造を理解しないと何とも言えません。
それに、RHクランクシャフトのオイルシールは生産終了品です。
右側をばらしたらここに傷があったのですが・・
オイルシールは生産終了品ですが・・同じサイズの物がヤマハにあったので購入しました。
しかし、TS250のオイルシールはベアリングとの隙間を開ける為にゴムの凸があります。
構造的にそれだけの為の様だったのでスペーサーを入れてベアリングからシールを浮かせました。
パーツリストを見ながら組んで行くと。。この傷の原因が分かりました。
クラッチハウジングの奥に入る厚さ3mmのスラストワッシャが入っていませんでした。
ついでに左側を開けてCCISのクランクへのオイル供給システムの理解です。
ここはベアリングが特殊で、つばがついています。
つばによる受け渡しでクランクシャフトにオイルを廻し、コンロッドベアリングを潤滑します。
なので、型番合わせのベアリングを入れたらコンロッドのベアリングにオイルが行かなくなって壊れます。
ベアリングも生産終了で無いけれど、ここはオイルさえ切らさなければ壊れることは無いでしょう。
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